「金のなる木」ってどんな植物?

『金のなる木』は丈夫で育てやすく、初心者でも比較的簡単に育てられる観葉植物です。頻繁な水やりは必要ないので、あまり世話をしなくてもよい植物を探している人にぴったりでしょう。基本の育て方や花言葉などをチェックしていきます。

金のなる木とは?
『金のなる木』は、園芸店の観葉植物コーナーでよく見かける植物です。変わった名前に興味を持ったという人も多いのではないでしょうか。金のなる木の基本情報を紹介します。

肉厚で丸い葉が特徴の多肉植物
『金のなる木』は、南アフリカ原産の多肉植物で、ベンケイソウ科に属する多年草です。葉や茎に水分を溜めておける特徴があり、肉厚で丸みのある形の葉を持っています。

他の多肉植物同様に、世話に手間が掛からないところが魅力です。頻繁な水やりを必要としないので、忙しい人でも簡単に育てられます。

環境さえ合っていれば、ほぼ1年中緑色の葉を見せてくれるでしょう。秋になると紅葉を楽しめる品種もあります。

縁起のよい花言葉を持つ
金のなる木と聞いて、縁起のよさを感じる人は多いでしょう。花言葉も『幸運が舞い込む』『一攫千金』などのよい意味があり、贈り物として利用されることも少なくありません。

本来の名前は『フチベニベンケイ』といいます。ふっくらとした葉の形がコインのように見えることから、金のなる木と呼ばれるようになりました。

他にも、新芽が小さなうちに五円玉などの穴の空いた小銭を通して育てると本当に金がなっているように見えることなどが、名前の由来となっています。