【保育園・幼稚園】“子どもの持ち物”実はこうしてくれたら嬉しい!保育士が感じている5つのこと

園に通っていると、毎日子どもに持たせる物がたくさんありますよね。

今回は、元保育士の筆者が「子どもの持ち物について、保育士が『実はこうしてほしい…!』と感じていること」について紹介します。

現在子どもを園に通わせているママ・パパも、これからという人もぜひ参考にしてみてくださいね。


「子どもの持ち物」実はこうしてくれたら嬉しい!保育士が感じている5つのこと


オムツ

その日に持ってくるオムツには、名前を書いてもらっています。 取り替えたり片づけたりする時は忙しいので、どの子のものか、すぐ分かるようにするためです。

名前は以前は手書きでしたが、最近は「名前ハンコ」を使う親がグッと増えました。
しかし、名前ハンコは線が細く、文字に丸みがあるフォントなので、パッと見、誰のものなのか判断しにくいというデメリットがあります。
そのため、線が太く、大きなフォントにしてもらうと保育士はだいぶ助かります。
また、同名の子がいなければ、下の名前だけを太いマジックで書いてもらってもOKです。


替えの服

筆者が保育士をしていた頃、服のタグの裏に小さく名前が書いてあることが多かったように思います。
でも、脱ぎ着したり洗濯したりするうちに、マジックで書いた文字は薄くなってしまいます。
文字が薄くなってしまうと、保育士が名前をチェックするのは大変なので、タグに名前を縫いつけてもらうと安心です。
ちょっと手間に感じるかもしれませんが、カタカナなら比較的簡単です。一度縫い付けてしまえば薄くなる心配もありません。


エプロン


おやつや給食のとき、保育士は子どもたちにエプロンをかけます。 スピードが求められるので、パッと出して使いたいところです。
例えば、その子の好きなキャラクターだったり、特徴的な模様だったり目立つデザインだと、瞬時に誰のものか把握しやすくなります。
また、いずれ子ども本人がエプロンを準備するようになるので、自分の物だと認識するためにも、デザインを統一する必要があるかと思います。
首の部分がひもやボタンだと時間がかかるので、素早くつけられるマジックテープタイプのものを選んでみてくださいね。


体操服


体操服は、基本的に園で長袖と半袖の両方を購入するかと思います。
しかし、体操服を使う日のために天気予報をチェックするのは、忙しいママ・パパにとってそう簡単なことではないことも。
そのため、例えばとても寒い日に半袖・半ズボンの体操服しか持って来ていないというようなケースが多くあるのです。
もし半袖と長袖の両方を持って来ていれば、保育士が調節して着替えさせるので、迷ったらどちらも持たせてくださいね。

また、子どもが成長するからと、大きめのサイズを選びがちですが、脱ぎ着しにくく、もたつくと転ぶ原因にもなってしまうので、ジャストサイズにすると安全です。



通園バッグ


通園バッグは毎日使うので、扱いやすいものが一番です。
子どもが小さい頃はママ・パパが持っていても、大きくなるにつれ、子ども本人が持つようになります。
筆者の保育士時代に大きな巾着袋を使っている子がいたのですが、簡単に物を入れることができるものの、中でごちゃごちゃになってしまうので、取り出しにくい様子が見られました。
特に指定がないのなら、口が大きく開いて物の出し入れがしやすい手提げバッグにすると便利です。
容量の2割ほど余裕を持たせると、子どもにとって使い勝手が良くなるでしょう。

ぜひ参考にしてみてくださいね。